神楽会館|大分県豊後大野市清川町にある文化ホールです。神楽の定期公演も開催しています。

おんだけぐらの歴史

  • 大野系おおのけい岩戸神楽の里 豊後大野市・清川町
  • 大野系おおのけい岩戸神楽の里 豊後大野市・清川町
  •  神楽をはじめ、獅子舞ししまい白熊はぐま棒術ぼうじゅつなどの多くの無形民俗文化財が保存・継承されている豊後大野市。
     その伝統芸能の中心地である豊後大野市「神楽会館」のホールでは、毎月1回程度の定期公演が行われ、舞手の息遣いが伝わるような距離で神代の世界を堪能いただいています。

     豊後大野市「神楽会館」のある清川町は「おんだけぐら」 発祥の地です。
     御嶽神楽は宝徳元年(1449年) に、豊後国第14代守護 おおともちかたかが御嶽宮を勧請した際に始まり、2020年現在で約570年続くといわれています。
     近年、この神楽に対して研究が進められ、主に文献資料の裏付けによる見解が発表されています。
     この研究成果によると、天明4年(1784年) 藩命による神楽踊の廃絶によって、神楽自体の構成の大きな変革を余儀なくされ、当時の御嶽社宮司「とうちくごのかみながふる」により「だいぐら」 と呼ばれる新しい神楽が生み出されました。これが基となって現在の御嶽神楽が形成されていったことがわかっています。
     この神楽が江戸時代後期から他社に伝わっていくことで現行の「大野系 岩戸神楽」の祖形となったことを示唆する資料も発見され、これまで混沌としていた大野系神楽のルーツについての整理も進み、 大野系岩戸神楽の中で御嶽神楽が持つ歴史的重要性について再確認されています。

交通アクセスのご案内

  • 住所 / 〒879-6903 大分県豊後大野市清川町砂田810
  • 電話番号 / 0974-35-2372

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